WEBサイトのテキスト量には、おおよその正解があります。集客や企業イメージの向上を目的としたWEBサイトでは、見やすい分量やSEO対策を意識した構成が欠かせません。

ここではWEBサイトの適切なテキスト量について説明します。

WEBサイトの最適なテキスト量とは

WEBサイトのテキスト量はページごとに最適な分量が異なります。ページごとの役割に合わせたボリュームで、テキストを掲載しましょう。

トップページ

トップページには多様な目的を持ったユーザーが訪れます。アクセスのしやすさに配慮した導線が最重要です。簡潔な表現を意識して、ユーザーが欲しい情報のページを開くための最小限のテキスト量を用意しましょう。

具体的なテキストの分量は、取り扱う商品やサービスのラインナップによって異なりますが、可能な限りテキストを省略して、わかりやすい導線を意識してください。

製品・サービス紹介ページ

製品やサービスを紹介するページはテキストボリュームが最も多くなる傾向があります。2,000字以上となることも珍しくありません。特に力を入れて紹介したいページであれば、テキストの構成をよく検討してから、詳細な説明を組み込みましょう。

すべての紹介ページに全力を注ぐのは制作費などの関係で難しい場合がほとんどですが、訪問者にメリハリのある情報を届けるためにも、注力しないページのテキスト量は1,000字程度に抑えるなど、強弱をつけることが大切です。

コラムなど

コラムなど、直接的に売上に繋がらないページでは1,000〜2,000字程度が一般的です。
すぐに売上につながるテキストではありませんが、集客やブランディングの観点から欠かせません。

WEBサイトのテキスト量で考えるべきポイント

テキスト量は多ければ多いほど、目で見た印象が強く残るので、いいことだと思い込んでしまいがちです。ですが見やすさやSEO対策など、総合的な視点で設計していくことが大切です。

企業のWEBサイトに大切なポイントを確認しておきましょう。

見やすさ

必要十分なテキスト量に加えて、文字の大きさやフォントの種類で、訪問者が快適に、求めている情報にたどり着ける設計が大切です。

また、背景やフォントの色、画像やイラストを使った説明など、テキスト以外に工夫を加えることで見やすさは向上します。デザインに関係する領域でもありますが、WEBサイトを設計する際のテーマに合わせた、視覚的によくわかるページ作りを意識しましょう。

SEO対策

SEO対策ではテキスト量が多いと検索結果の上位に表示されるといわれることがあります。

適切なテキストの分量は、狙っているキーワードによって1,000字の場合もあれば6,000字以上という場合もあるため、絶対に正しいという答えはありません。一般的な分量としては600字から1,500字程度が望ましいとされています。

まとめ

WEBサイトのテキストはページごとの特徴に合わせた分量で制作することが大切です。
また、テキスト量だけにとらわれず、視覚的なわかりやすさを意識したデザインの視点も欠かせません。

集客やブランドイメージを向上するために、競合サイトなどを参考にしながら、最適なテキスト作りをしていきましょう。