広告に使用するバナーのデザインにはコツがあります。
見た目や言葉の選び方など、重要なポイントをきちんとおさえることで、思わずクリックしたくなるバナーを作ることができます。
いくつかのポイントを理解して実践するだけなので、難しいことではありません。
ここではクリックしたくなるバナーを作るコツを紹介していきます。
目次
バナー作成で押さえておくべきポイント
クリックしたくなるバナーを作る第一歩は準備段階にあります。
掲載場所や素材の選び方、どんな言葉を使うかなど、クリックされやすいバナーの基本ルールを確認していきます。
掲載意図を明確にする
まずは、バナーを伝えたい相手、つまり“ターゲット”を明確にしましょう。
ターゲットが普段閲覧するホームページやサービスがどこか推測し、適切な掲載場所を選びます。
また、バナーが伝えるメッセージについてもターゲットを意識し、言葉の選び方や伝えたい情報を絞り込んでいきましょう。
素材選び
バナーは瞬時に内容を伝えることが必要です。イメージ画像もサービスや製品をすぐに判断できるものを使うことが望ましいです。
例えば関連したイメージ画像を使うなど、パッと見た瞬間にどんなホームページの広告かわかる内容が理想的です。
キャッチコピー
バナーで掲載できる文字はせいぜい10〜20文字程度です。文字数の関係から伝えられる情報はごくわずかなので、簡潔かつわかりやすい表現に徹することが基本です。
例えば短期間での納品をアピールしたいのであれば「最短3日で納品」といった、完結な表現を心がけるとよいでしょう。
カラーでイメージをコントロールする
バナーでの配色は目立ちやすさを第一で決定していきます。例えば安さやセール・キャンペーンを強調する場合は、黄色や赤色などを使い、直感的に理解しやすいお得さを表現するとよいでしょう。
目立つことを優先する理由から、バナー制作ではブランドイメージと異なった配色をあえて使う場合もあります。
クリックされやすいバナーの特徴
思わずクリックしてしまうバナーにはいくつかの共通点があります。
デザインやレイアウトなどの面から、クリックされやすいバナーの特徴を説明します。
重要な要素は左上から右下に配置
視線誘導を意識したレイアウトは、クリックされやすさにつながります。
Web媒体は横書きの場合が多いため、閲覧者の視線は左上から右下に向かって移動します。
閲覧者にストレスなく情報を伝えるために、重要な要素は左上から右下に配置しましょう。
詰め込み過ぎずメリットを短くする
バナーでは端的に情報を伝える必要があるため、情報を絞り、文字数を極限まで短くすることが欠かせません。
例えば「月額利用料が500円から」と伝えたい場合に「月500円〜」とするなど、伝えたいメリットを短く表現してみましょう。
文字・背景色とのコントラストが強い
バナーでは“見やすさ”を意識した文字色と背景色の組み合わせが重要です。
背景色に明るい色を使い、文字色には暗い色を使うといったように、コントラストを強くした配色にすることで、厳選した情報を届けやすくなります。
商品画像が見やすい
文字とイメージ画像の配置に気を配りましょう。バナーサイズには制限があるため、画像に文字をかぶせてデザインしたくなりがちです。
被ることをできるだけ避けて画像と文字を配置すると、どちらもはっきりと見えやすくなります。
ランディングページとトーン・イメージを合わせる
バナーはあくまでもランディングページへの橋渡し役です。クリックした先にあるランディングページを意識した情報やデザインで制作することで、商品の購入やサービス登録に繋がります。
ランディングページで想定している顧客が欲しい情報に合わせる形で、バナーの文字やデザインを決めることで、購入などの最終的なゴール地点の数値を高めやすくなります。
まとめ
バナー制作には基本的なルールがあり、そのルールを守ることで、クリックされやすくなります。
クリックされやすいバナーを作るためには、ここまで見てきたように掲載する情報や場所を適切に選ぶことで大切です。
レイアウトや言葉の選び方など、一つずつの情報にこだわることが、より多くの商品の購入やサービス申し込みに繋がります。