全体の構成を意識することで、会社案内や採用パンフレットをより効果的に仕上げることができます。起承転結のようなストーリーがきちんとかたまったパンフレットを作るコツをご紹介します。

パンフレット制作で押さえておくべきポイント

パンフレット制作では、目的や届ける相手などを、明確に定義しておくことで、販促物としての効果を高めることができます。

パンフレットの目的を明確に

パンフレット制作はどのような用途で使用するか定義しておくことが欠かせません。

「意欲的な人材を採用したい」「自社製品の優れた点を伝えたい」といった目的を定めておきましょう。迷ってしまう場合は、パンフレットを通して何を最も伝えたいのか検討してみてください。

ターゲットを明確に

届ける相手の性別や年齢がどの程度か決めておきましょう。どのような言葉や配色、文字サイズが適切であるかを左右する重要なポイントです。

ページ構成

パンフレットに掲載したい情報を精査して、最適な順番で配置します。

最初に企業理念を伝え、働く人材、自社の製品といった順番で、大本となる情報から詳細な情報へと流れていくような起承転結(ストーリー)を意識してみましょう。適切な順番で伝えたいことが並んでいると、受け手は情報を受け取りやすくなります。

写真が重要

写真は直感的に情報を伝えられる便利なツールです。会社の雰囲気や、製品の見た目など、テキスト情報では伝えづらいことは写真を活用して紹介しましょう。

ただし、パンフレットに使用した写真は配布が始まると簡単に差し替えはできません。プライバシーや機密情報に注意して写真を選びます。

パンフレット制作をプロに依頼するメリット

パンフレット制作は目的の明確化やページ構成など、専門的な知識や制作経験が求められます。プロに制作を依頼するメリットを確認しておきましょう。

多業種での制作事例を参考にできる

プロの制作会社はたくさんの業種での制作経験があるため、業界ごとに合わせた適切な表現が得意です。表現の幅が広い分、高い完成度のパンフレットを期待できます。

自社で行うよりも効率的

社内にデザインチームがいる場合、自社で制作を行うことができます。この場合は、プロのパンフレット制作会社に依頼する必要はなくなるでしょう。

ただし、パンフレット制作ではデザインはもちろん、判型やターゲット定義、ページ構成など、独特な制作技術を求められます。パンフレットの制作に慣れていないと手間取る場面が多くあったり、高い効果を期待できる仕上がりにならなかったりと、問題が起きやすいので注意が必要です。

手慣れたパンフレット制作チームがいない場合は、プロに依頼することで、手間を大きく削減することができます。

まとめ

パンフレット制作では情報を届ける相手を明確にして、適切な構成でページを作っていくことで、高い効果を期待できます。会社案内や採用パンフレットを作る際は、プロに依頼してよりよい完成度を目指していきましょう。