一般的な話ではありますが、会社案内を発注してから手元に届くまで、(内容にもよりますが)約1~3カ月が必要です。

したがって、「特定のイベント(展示会・採用活動・移転)に間に合わせたい」というお客様は、予め余裕をもって発注されることをオススメします。

会社案内の制作プロットをご紹介

会社案内の制作はいくつかのプロセスを経て完成へと至ります。納期を急ぐあまりプロセスの省略を行う制作会社もありますが、本来は本質的な意味で欠かすことができないものばかり。品質に影響を与えることを考えると、軽視できない部分です。

当社ではお客様との対面相談による打ち合わせを重視することで、より正確に制作の意図や本質を把握し、高い品質の会社案内を手掛けています。

会社案内ができるまで

一般的に、問い合せから納品までの流れは以下の通りです。

1、 問い合わせ

問い合わせフォームや電話で制作の目的や検討している内容を伝えます。

2、訪問/ヒアリング

担当のプランナーがヒアリングを行い、用途や活用シーンを確認します。制作会社によってはデザイン実績を持参する場合もあります。

3、企画提案

制作会社はヒアリングした内容を元に、会社案内の構成案やスケジュール・お見積りなどが提出します。

4、契約

業務委託契約書や秘密保持契約書等の契約書が必要な場合は、この段階で締結します。

5、 デザインの打ち合わせ

構成案に沿って、制作会社内のチームが打ち合わせを開始します。
(制作会社の方針によりますが)カメラマンとコピーライターを交えて打ち合わせを行い、更なる品質向上を図るケースもあります。

6、 デザインの提出

初校デザイン案を提出します。その後、お客様とのブラッシュアップ(修正や要望とのすり合わせ)を重ね、デザイン案を完成へと近づけます。

7、デザイン確定/印刷納品

デザイン確定した会社案内を工場にて印刷加工し、希望日に納品をします。データ上の発色と紙媒体の発色では印象が違う場合もあるので、色校正(試し刷り)することをオススメします。

良い会社案内を作るにはコミュニケーションが重要

会社案内を作る上で、最も重視すべきポイントは制作会社とのコミュニケーションです。

■自社の強みをもっと知ってもらいたい
■新卒採用時に他社よりも興味を持ってもらいたい
■キャッチコピーをプロのライターに任せたい
■プロカメラマンの写真を使いたい

他にも具体的な要望があれば、ドンドン伝えることをオススメします。お互いの意見を交える事でより良い会社案内が完成します。

発注のタイミングをシーン別にご紹介

代表的なものをいくつかご紹介しますので、制作会社への発注の目安にしていただけると幸いです。

新卒採用向けの会社案内

選考開始は6月ですが、情報公開は3月から始まるため、遅くとも2月までには間に合わせることを前提とした企業様が大半です。
会社案内は多くの学生にとって企業に触れる最初の機会ですから、その完成度は志望率に直接影響するとも言われています。

会社の将来に関わる重要なコンテンツですから、遅くとも「10月~11月」にはご検討することをオススメします。

飛び込み営業向けの会社案内

新入社員の教育カリキュラムに飛び込み営業を含める場合、会社案内は特に重要な武器として機能します。新入社員はベテラン社員のように自社サービスに対する十分な知識を有していないため、不足する知識を補うかのような制作物を必要とするからです。
さらに飛び込み営業ということは、確実に新規の訪問先となりますよね。そのため分わかりやすい会社案内を持って訪問をすることにより、相手企業に良い第一印象を与えることができることからも、「会社案内」は必須のアイテムと言えます。

納期については標準的な1~3か月前の発注を目安にすると良いでしょう。ただし、性質上通常の会社案内よりも情報量が多くなる場合があるので、長めに見積もる企業も増えています。

新卒社員の飛び込み営業は、4〜5月に集中する場合が多いので、「12月〜1月」には検討を開始することをオススメします。

展示会やイベント向けの会社案内

展示会やイベントは、新たなサービスの展開や新規顧客へとアピールする、企業において、とても重要なチャンスです。コンセプトを明確にする事が重要であり時間が掛かるため、2~3カ月前の発注をオススメしています。

内容的には、限られた時間で来場者に対して優れたプレゼンテーションを行うが重要だと言えるでしょう。必然的に長い文章よりも、インパクトのあるイラストや一目でそれとわかる写真が好まれます。

まとめ

一般的な会社案内の制作プロットから、用途別の納期をご紹介しました。
標準的には1~3か月程度ですが、場合によってはそれ以上必要となるケースもあり、注意が必要です。

なお、より満足度の高い会社案内を作るには、制作会社とお客様のコミュニケーションが重要です。打ち合わせでは、より多くのイメージを伝えることをオススメします。

ファインプロスの会社案内制作について詳しくはこちら >